Pellioの仕組み
2026年10月2日更新
Pellioの仕組みの概要です。テスターや、導入を検討している方に向けた内容です。Pellioを使うのに知っておく必要はありませんが、思ったとおりに動かないときに役立ちます。
構成要素
| 構成要素 | 場所 | 役割 |
|---|---|---|
| ダッシュボード | pellio.io/app | あなたとチームが動画をアップロード・整理・設定し、アナリティクスや受講ログを確認する場所です。 |
| API | api.pellio.io | ダッシュボードでできることすべてを、独自のコードからも行えます(APIキー)。Webhookの送信や、受講者イベントのLRSへの転送も担います。 |
| プレーヤー | play.pellio.io | 埋め込み可能なプレーヤーと共有ページです。リクエストごとに、その場所で動画を再生してよいかを判断し、視聴された内容を報告します。 |
| ストレージと処理 | APIの裏側 | 元ファイルを保管し、アップロードされた動画をアダプティブストリーミング(最大1080p)、サムネイル、シークプレビュー用の画像、短いプレビュークリップに変換します。 |
| WordPressプラグイン | あなたのサイト | WordPressサイトをワークスペースに接続します。ブロックとショートコードを追加し、各埋め込みを表示ページごとに署名し、PellioをLMSや会員プラグインと連携させます。 |
アップロードから視聴者まで
- アップロード。ブラウザがファイルを複数のチャンクに分けて並列でストレージに直接送るため、大きなファイルも速くアップロードでき、中断しても再開できます。ファイルがダッシュボードやAPIを経由することはありません。
- 処理。Pellioは動画をアダプティブストリーミング用の複数の画質に変換し、サムネイルとプレビューを作成します。動画を差し替えると、新しいバージョンにも同じ処理が行われ、リンクは変わりません。
- 再生。プレーヤーは有効期間の短い再生トークンを取得し、期限付きのリンクを使ってストレージからストリーミングします。ページからストリームのリンクをコピーしても、継続的にアクセスすることはできません。
視聴できる人
プレーヤーが読み込まれるたびに、Pellioは次の項目を順番に確認します。最初に当てはまった項目で決まります。
- ダッシュボードでのプレビューは常に再生できます。
- 国:視聴者のいる地域で動画がブロックされていれば、再生されません。
- 共有リンクは、動画が非公開やパスワード保護であっても、リンクが期限切れになるか無効にされるまで再生できます。
- 接続済みのWordPressサイトが署名した埋め込みは再生できます。サイトは表示ページとログイン中のユーザーごとに埋め込みに署名するため、埋め込みコードを別の場所にコピーしても動作しません。
- 非公開の動画はここで止まります。
- Only play on my allowed domains がオンの場合、動画を埋め込むページが許可リストに含まれている必要があります。
- 視聴者パスワードが設定されていれば、最後にその入力を求めます。
設定についてはプライバシーとアクセスをご覧ください。
視聴の計測方法
プレーヤーは、再生位置がどこまで進んだかではなく、動画のどの秒が実際に再生されたかを記録します。先へ飛ばしても視聴とはみなされず、同じ部分を繰り返し見ても二重にはカウントされません。これが次の機能の土台になっています。
- アナリティクス:再生回数、ユニーク視聴者数、視聴時間、視聴維持率、ヒートマップ。匿名の視聴ではCookieを使いません。アナリティクス
- 識別済みの視聴者:接続済みのWordPressサイトにログイン中のユーザーや、メールアドレスを入力した視聴者(フォームへの入力、またはサイトからの共有)は、動画の Viewers タブに名前付きで表示されます。
- コース向けの視聴確認:レッスンで動画の視聴が必須の場合、WordPressプラグインはその受講者のユニーク視聴秒数をPellioに問い合わせ、そのうえで初めてレッスンを完了できるようにします。ブラウザが「視聴した」と自己申告するだけでは完了できません。
受講ログ
識別済みの受講者について、Pellioは各マイルストーンを記録します。動画をどれだけ視聴したかに加え、WordPressサイトから送られるレッスンの視聴確認、完了、再開、受講確認も記録します。各エントリには直前のエントリのフィンガープリント(SHA-256ハッシュ)が含まれます。いずれかのエントリを変更・削除・並べ替えると、それ以降のすべてのフィンガープリントが崩れ、Verify again でその箇所がわかります。また、データベースは書き込み済みのエントリへの変更を拒否します。エントリはエクスポートでき、xAPIステートメントとしてLRSに送信することもできます。コンプライアンス研修
レッスン全体の流れ
- 受講者がLifterLMSのレッスンを開きます。プラグインは、その受講者向けに署名した埋め込みでPellioプレーヤーを表示します。
- 視聴に合わせて、プレーヤーは再生された秒を報告します。Pellioはそれを、その受講者がどのデバイスでも以前に視聴した分に加算します。
- 十分に視聴すると(既定は90%)、プラグインがPellioに確認します。watch verified(視聴確認済み)を記録し、レッスンに受講確認があれば表示し、レッスンを完了にします。
- 各ステップは受講ログに追加されます。コースの証跡CSV、週次の進捗レポート、LRSはすべて同じ記録を参照します。
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